引っ越し前日に荷造りが終わらないとどうなる?当日の荷造りも可能?

2020.07.07 / コラム
荷造り中にダンボールの前で悩む男性

引っ越しの荷造りというのは意外と大変で、なかなか思ったように進まないということもあると思います。

しかし、荷造りが終わらないまま引っ越しの前日になってしまったら大変ですよね。

引っ越しまでに荷造りが終わらなかった場合はどうなってしまうのでしょうか?

このページでは前日に引っ越しの荷造りが終わっていない場合の優先順位から、当日に荷造りが終わっていない時の対処法、前日になって焦らないために大切なことなどを紹介していきます。

  1. 引っ越しの準備が終わらなかったらどうなる?

  2. 前日に荷造りが終わってない時の優先順位

    1. 冷蔵庫と洗濯機の水抜きは必ずしておく

    2. 自分で運べない家具・家電の荷造り

    3. ダンボールに入れていく

  3. 荷造りが終わらないまま当日を迎えてしまったら

    1. 引っ越し業者に事情を説明する

    2. 残ったものは宅急便か自力で運ぶ

  4. 前日になって焦らないために

    1. お任せパックや荷造り代行サービスも利用しよう

    2. 最低でも2週間前から始めよう

    3. ベランダ・トイレ・風呂場など荷造り漏れに注意

    4. ダンボールは多めに用意しておく

    5. 不用品は処分しておこう

    6. 3日以上前だったらキャンセルできる可能性も

  5. まとめ:引っ越しの荷造りは意外と大変だから余裕を持とう

1.引っ越しの準備が終わらなかったらどうなる?

作業時間になっても引っ越しの準備や荷造りが終わっていない場合は、契約違反という扱いになります。

この場合の引っ越し業者の対応としては3つに分けられます。

一つ目は引っ越し作業をせずに帰ってしまうというパターンです。

これは引っ越しの代金も帰ってきません。

ニつ目は追加料金を払って荷造りを手伝ってもらうというパターンです。

三つめは荷造りが終わるまで待つという場合です。

以上の三つに分けられますが、引っ越し業者も特に繁忙期は忙しく予定が詰まっているため、一つ目の可能性もないとはいえません。

しかし、荷造りが終わっていないのは契約違反であることは間違いないので文句はいえません。

では前日にまだ荷造りが終わって以内という場合はどうすればいいのでしょうか?

2.前日に荷造りが終わってない時の優先順位

2.1.冷蔵庫と洗濯機の水抜きは必ずしておく

まず絶対にやっておくべきこととして冷蔵庫と洗濯機の水抜きがあります。

これをしっかりとやっておかなければ冷蔵庫と洗濯機は運べません。

まず冷蔵庫は前日に電源を抜いておきます。

そして霜が溶けてきたらまずタオルでそれをふく「霜取り」と呼ばれる作業を行います。

その後、蒸発皿にたまった水を捨てる「水抜き」を行います。

洗濯機緒の水抜きに関しては「洗濯機の引っ越しの準備・水抜きの方法を紹介!その他の注意点もあり!」を参考にしてみて下さい。

2.2.自分で運べない家具・家電の荷造り

次に行うのは自分では運ぶことが難しい家具や家電の荷造りをしていきます。

主な家具として挙げられるのは机や椅子、本棚や食器棚などがあげられます。

分解して運ぶ場合は最初に終わらせてしまいましょう。

主な家電として挙げられるのは、電子レンジやトースター、扇風機などです。

以上のような家具や家電は自分で運ぶことは難しいので、梱包などの準備は終わらせましょう。

2.3.ダンボールに入れていく

上の2つが終わったらあとはとりあえずダンボールに荷物を詰めていきましょう。

本来であれば引っ越し後の荷ほどきのことも考えてしっかりと分類しながら荷造りしていくのがおすすめですが、時間がない場合はできるだけ多くのものを運んでもらうということを最優先に考えましょう。

気を付けるべきポイントとしては食器や照明、鏡などの割れ物は新聞紙などでしっかりと包んで割れないようにするということだけです。

3.荷造りが終わらないまま当日を迎えてしまったら

3.1.引っ越し業者に事情を説明する

当日になっても荷造りが終わっていない場合はまず引っ越し業者にその旨を説明しましょう。

もし引っ越し業者に時間があれば追加料金で荷造りを手伝ってくれるかもしれません。

また不用品として引き取ってくれるものもあるかもしれません。

時間がないということになったら、業者に運んでもらうものと自分で運ぶものを分けて起きましょう。

関西引っ越しセンターでは荷造り代行サービスをやっているので、一度相談してみて下さい。

3.2.残ったものは宅急便か自力で運ぶ

引っ越し業者に運ぶのを断られてしまった場合の選択肢としては宅急便で運ぶか、自分で運ぶかの二択になります。

残ったものが少量の場合は自分で運ぶという方法で問題ありませんが、ダンボールごと残ってしまったという場合は

4.前日になって焦らないために

4.1.お任せパックや荷造り代行サービスも利用しよう

自分で荷造りをできなさそうだと思ったら早い段階で引っ越し業者のお任せパックや荷造り代行サービスを使いましょう。

別料金がかかってしまいますが、荷造りが終わらず引っ越し業者に迷惑をかけたり、引っ越しができなくなってしまうよりは良いでしょう。

ある程度荷造りを進めてみてダメそうだったら利用してみるのもありだと思います。

4.2.最低でも2週間前から始めよう

自分で荷造りをすると決めた場合は最低でも2週間ほど前から荷造りを始めていきましょう。

荷造りのコツとしてはなくても困らない季節外れの服や本などから荷造りをしていきます。

さらに荷ほどきの際に困らないようにダンボールには中身とどの部屋に置くかということも書いておくと良いでしょう。

また荷造りの順番としてはできるだけ奥の部屋から進めていくと生活の邪魔にもなりにくくなります。

4.3.ベランダ・トイレ・風呂場など荷造り漏れに注意

引っ越しの直前になって荷造りをし忘れていたということはよくあることですが、その中でもベランダ・トイレ・風呂場は忘れがちになります。

特に風呂場やトイレは前日や当日まで使っているので、そのまま荷造りを忘れてしまう可能性が高くなります。

ベランダも同様に部屋の中だけに意識が向いていると、スリッパや植物など荷造り忘れをしてしまう可能性が高い場所です。

4.4.ダンボールは多めに用意しておく

前日になってダンボールが足りないということに気がついても、急に調達することは難しいと思います。

なのでダンボールを調達する際は予想よりも多めに用意しておくのがおすすめです。

ダンボールの調達方法としてはスーパーなどで無料で調達する方法、ホームセンターやネットで購入する方法、引っ越し業者に貰う方法があります。

引っ越し業者に貰ったダンボールの場合は余ってしまっても返却することができます。

4.5.不用品は処分しておこう

不用品を前もって処分しておくということも大切になってきます。

本や洋服などの不用品は引っ越しが決まったらできるだけ早めに処分しましょう。

また粗大ごみとなる家具や家電も早めの処分が必要です。

処分方法としてはリサイクルセンターや不用品回収に依頼する他に、フリマアプリに出品するという方法もあります。

また粗大ごみの場合は自治体の指示する方法で処分をするようにしましょう。

4.6.3日以上前だったらキャンセルできる可能性も

引っ越しの3日以上前に荷造りが間に合わないということに気が付いたらできるだけ早く引っ越し業者に連絡を入れましょう。

業者によってはキャンセル料金がかからない場合があります。

まとめ:引っ越しの荷造りは意外と大変だから余裕を持とう

今回は引っ越しの前日に荷造りが終わっていない場合の対処方法を紹介しました。

引っ越しの荷造りは中々思った通りに進まないものですね。

単純に面倒くさかったり、懐かしいものが出てくる場合もあると思います。

前日になってそのような状況だったらあまりできることは多くないですが、まだこれから荷造りをするという人はそのようなことにならないようにできるだけ早く荷造りを始めることをおすすめします。

また荷造りをするのが苦手という人は引っ越し業者のお任せプランや荷造り代行サービスを利用しましょう。