家電の引越しはどうするべき?引っ越し時の準備と買い替え・処分方法を紹介!

2019.07.25 / コラム
キッチンの家電

引っ越しの際に困ることが多いのが家電の準備ですよね。

冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどは引っ越し前にやらなければいけないことがたくさんあるので、早めに準備を始める必要があります。

また家電は準備だけではなく処分する際や引っ越し後にも注意しなければいけないポイントがあります

そこでこのページでは家電の引っ越しについて紹介した後に買い替えのタイミングと処分方法も紹介していきます。

  1. 冷蔵庫の引っ越し

    1. 引っ越し前の冷蔵庫の準備

    2. 冷蔵庫の運搬

    3. 引っ越し後の冷蔵庫

  2. 洗濯機の引っ越し

    1. 引っ越し前の冷蔵庫の準備

    2. 洗濯機の運搬

    3. 引っ越し後の洗濯機

  3. エアコンの引っ越し

  4. テレビの引っ越し

    1. 引っ越し前のテレビの準備

    2. 引っ越し後のテレビ

  5. 電子レンジの引っ越し

  6. パソコンの引っ越し

  7. 家電の買い替えと処分方法

    1. それぞれの家電の買い替えの目安

    2. 家電の処分方法

  8. まとめ:家電の引っ越しは準備から終わるまで手を抜かないことが大事

1.冷蔵庫の引っ越し

空っぽの冷蔵庫

1.1.引っ越し前の冷蔵庫の準備

まず冷蔵庫を引っ越しさせる際は少なくとも2週間前から計画的に冷蔵庫の中身を減らしておくようにしましょう。

冷蔵庫の中身を入れたままにすると引っ越し業者は運ぶことができません。

また引越しの前日には冷蔵庫の水抜きと霜取りをしておく必要があります。

冷蔵庫の水抜きの方法は以下の通りです。

①前日までにコンセントを抜いておく(霜取り機能がない場合そのも前の日までには抜いておきましょう)

②翌日には蒸発皿に水が溜まっているのでそれを捨てておきます

基本的にはこれだけで大丈夫です。霜取り機能があるかどうかでいつコンセントを抜くかが変わるので確認しておきましょう。

1.2.冷蔵庫の運搬

引っ越しで冷蔵庫のみを運ぶ方法は引っ越し業者に依頼するほかに、赤帽やヤマトのらくらく家財宅急便を使うという方法もあります。

おすすめの方法は引っ越しの距離などによっても変わってきますが、関西引っ越しセンターでは冷蔵庫1つからの引っ越しも受け付けているので気軽に見積もりを出してみて下さい。

また冷蔵庫を自分で運ぶことで引っ越しの費用は安くすることができますが、新居に傷を付けてしまったりケガをしてしまう可能性があるということは頭に入れておきましょう。

自分で運ぶ場合は軽トラックや養生の道具などを自分で用意する必要があるということにも気を付けましょう。

冷蔵庫の中身が残ってしまった場合は廃棄するか新居へ送る必要があります。

冷蔵庫の中身を送る方法としてはクール宅急便かクーラーボックスを利用する方法があります。

それぞれのメリットとデメリットを把握しておきましょう。

1.3.引っ越し後の冷蔵庫

引っ越し後に関して一番気を付けるべきなのは冷蔵庫の電源をすぐには入れないということです。

引越し中に冷蔵庫のなかにある冷却装置が不安定になってしまっているので、それが安定するまで電源を入れるのは待ちましょう。

安定するまでの時間は冷蔵庫の種類にもよりますが、基本的には1時間ほど必要です。

また冷蔵庫の電源を入れてから中が冷えるまでにも時間が必要なので、食材をすぐに入れても腐ってしまう可能性があります。

2.洗濯機の引っ越し

蓋の開いた洗濯機

2.1.引っ越し前の冷蔵庫の準備

冷蔵庫と同様に洗濯機も水抜きをする必要があります。

この作業をしておかないと引越しの途中で水漏れが起こってしまいます。

給水ホースと排水ホースの両方の水抜きをするのを忘れないようにしましょう。

①洗濯槽を空にする

②給水している水道の栓をしめます

③ふたを閉めスタートボタンを押します

④しばらくしたら電源を切り給水ホースを外します

⑤もう一度ふたをして脱水ボタンを押します

⑥排水ホースを抜きます

これで洗濯機の水抜きは完了です。

水抜きが完了したら洗濯機の取り外しをしていきます。

これは給水ホース・排水ホース・アース線を外していけば問題ありません。

2.2.洗濯機の運搬

引っ越しで洗濯機だけを運ぶ方法は引っ越し業者に依頼する以外に、赤帽やヤマトらくらく家財宅急便を利用するという方法があります。

短い距離だったら赤帽が一番安くなりますが、距離が長くなると引っ越し業者の方がおすすめです。

関西引っ越しセンターでは洗濯機のみの運搬に加え、洗濯機の取り付け取り外しも代行することができます。

まら自力で洗濯機を運ぶ人もいると思いますが、その際は運搬のための車や養生の道具は自分で用意する必要があります。

2.3.引っ越し後の洗濯機

引っ越し後は洗濯機の取り付けをする必要があります。

この時に注意しなくてはいけないのが水漏れです。

洗濯機の取り付けがしっかりとできていなくて、水漏れを起こしてしまうと高額の賠償金を請求される可能性もあります。

3.エアコンの引っ越し

エアコン

引っ越し先にエアコンを持っていく場合は引っ越し前にエアコンの掃除をしておくのがおすすめです。

エアコンの掃除は基本的には業者に依頼しましょう。

エアコンの掃除が終わったらエアコンの取り外しをしますが、これは専門の業者に依頼するか引っ越し業者に依頼するかの2通りの方法があります。

引っ越し業者に依頼すればエアコンの取り外しと運搬をそのまま引き受けてもらうことが可能です。

関西引っ越しセンターではエアコンの取り外しと取り付けもやっているので一度見積もりをしてみて下さい。

4.テレビの引っ越し

電源の切れたテレビモニター

4.1.引っ越し前のテレビの準備

引っ越しの前にテレビの梱包を自分でやる場合は十分注意が必要です。

テレビは画面などが壊れやすいのでできれば業者の方にお願いするのがおすすめです。

梱包の手順としてはまず初めに配線を外していきますが、この時にどの線がどこに対応しているのかを分かりやすく番号をふっておきましょう。

このひと手間を加えることで引っ越し後に困らなくて済みます。

そして次に液晶画面の保護をしていきます。

液晶画面の緩衝材としては毛布やダンボールなどがおすすめです。

ダンボールは2重にしてできるだけ衝撃を和らげるように工夫してください。

そして最後にダンボールに梱包していきます。

購入したときのダンボールが残っていればそれが理想ですが、ない場合はできるだけテレビのサイズにあったダンボールを使いましょう。

そうすることで運搬中の揺れによる衝撃を少なくすることができます。

ダンボールに詰め終わったら、箱にテレビが入っていることを目立つように書いておきましょう。

4.2.引っ越し後のテレビ

引っ越し後にテレビの配線の方法で困る人もいるかもしれません。

基本的には

①電源ケーブルの接続

②アンテナケーブルの接続

③B-CASカードの接続という

3ステップで簡単に行うことができます。

引っ越し後にテレビが映らないというのもよくあるトラブルですが、この時に確認するべきなのはまずはB-CASカードが入っているか。

そしてアンテナはしっかりと設置されているか。

最後に地域設定はできているかという点です。

電源が入っていなかったというような初歩的なミスも意外と多いので焦らずに一つ一つ確認していきましょう。

5.電子レンジの引っ越し

電子レンジ

電子レンジの梱包方法としてはまず大きめのダンボール用意します。

その後、電子レンジの中にある皿を取り外します。

これを取り外して置かないと輸送中の振動で割れてしまう可能性があります。

取り外した皿はプチプチやタオルなどに包んでダンボールの中に入れておきましょう。

皿を外し終わったら電子レンジをダンボールに梱包していきますが、この時にしっかりと扉を養生テープなどで固定し、隙間には緩衝材を入れておくようにしましょう。

梱包が終わったら最後に「コワレモノ」と書いておくのを忘れないようにしましょう。

新居についたら電子レンジのアース線の取り付けも忘れないようにしましょう。

アース線は感電を防ぐために必要になります。

6.パソコンの引っ越し

白いノートパソコン

パソコンの引っ越しにおいてまず大切なのは引っ越しの前にバックアップをとっておくことです。

バックアップをとる方法としてはクラウドを利用する方法と、外付けハードディスクを利用する方法があります。

パソコンの梱包に関しては緩衝材をしっかりと詰め、パソコンが動かないようにするのが肝心です。

もし引っ越し業者に頼むのが不安な場合は自分で運ぶのがおすすめです。

引っ越し中のパソコンの故障に関しては、外部の故障か引っ越しによる故障であると証明できた場合のみ保証を受けられます。

つまり、データなどの内部の故障に関しては証明ができない限り保証を受けることができません。

7.家電の買い替えと処分方法

屋外に出された冷蔵庫と洗濯機

7.1.それぞれの家電の買い替えの目安

引っ越しを機に家電を買い替えようと思う人は多いと思いますが、それぞれの家電の寿命というのはどのぐらいでしょうか?

例えばエアコンの買い替えの目安としては10年以上使っている場合といわれています。

またエアコンの場合は部屋の広さが変わった場合も買い替えるのがおすすめです。

次に冷蔵庫の買い替えの目安ですが、8~9年といわれています。

洗濯機の買い替えの目安は、使用回数で決まることが多いですが6~7年が平均的な年数です。

7.2.家電の処分方法

家電の処分方法を定めた家電リサイクル法というものがあります。この対象として冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビの4つが指定されています。

これらの処分方法としては主に以下の3つの方法があります。

①小売店に引き取りを依頼

この時の小売店は新しく家電を買うところか、処分する家電を買ったところに限られます。

②自治体に問い合わせる

お住いの自治体に問い合わせると、市区町村で回収してくれる場合があります。そうでない場合は他の処分方法を提示されます。

③指定取引場所に持ち込む

まず近くの郵便局でリサイクル料金を支払い自分で取引場所に持ち込みましょう。自分で運ばなければいけませんが、その分運搬料金はかかりません。

パソコンの処分に関しては前もってデータを消去をしておくことが大切です。

消去方法としては消去ソフトを利用するか、ハードディスクを壊す方法があります。

処分方法はメーカーに引き取ってもらう、自治体や不用品回収業者に回収してもらうというような方法があります。

まとめ:家電の引っ越しは準備から終わるまで手を抜かないことが大事

このページでは家電の引っ越しについて紹介しました。

冷蔵庫や洗濯機は引っ越しの前日に水抜きなどの準備が必須です。

この手順は難しくないのでこの記事を参考に忘れずにやっておきましょう。

エアコンの引っ越しに関しては掃除、取り外しなどをしなければいけませんでしたが、これは業者にまかせるのがおすすめです。

これらの家電を処分する場合は家電リサイクル法にのっとって処分するようにしましょう。