引っ越しで新居にベッドやマットレスが入らない時の対処法

2020.09.18 / コラム

引っ越しの際のよくあるハプニングの中に、「ベッドやマットレスが新居に入らなかった!」というものがあります。

部屋への搬入ができなければ当然その日はベッドで寝られず、引っ越しで疲れ切った体を癒すことができません。

何より入らなかったベッドは一体どうしたらいいのか、処分方法にも困ってしまいますよね。

そこで今回このコラムでは、ベッドやマットレスが入らなかった時の対処法や、それでも搬入ができなかった場合の処分方法についてご紹介していきます。

1.引っ越し前に搬入経路を確認しておこう

2.ベッドやマットレスが入らない時の対処法

2.1.一度解体し中で組み立てる

2.2.クレーンを使う

3.それでも入らない時の対処法

3.1.大型ごみとして処分する

3.2.引っ越し業者に引き取ってもらう

3.3.返品する

まとめ:引越し前にベッドが入るか確認しておこう

1.引っ越し前に搬入経路を確認しておこう

当日のハプニングを防ぐためにも、まずは引っ越し前に搬入経路を確認しておくことが大切です。

アパートやマンションの場合は特に、 部屋の玄関や扉、エレベーターの奥行や間口、そして階段や廊下まで、しっかりとサイズを採寸しておきましょう。

一戸建てへ引っ越す方も、寝室までの搬入経路を確認し、玄関や廊下、階段などを通ってベッドが持ち込めるか必ず確かめておくことをおすすめします。

その他にも、 周辺の道路状況や、トラックのための駐車スペース、搬入の際のルールなども確認しておくと、当日の運び込みがスムーズになります。

2.ベッドやマットレスが入らない時の対処法

事前にしっかり採寸していても、思わぬところで引っかかってしまって入らない、なんてこともありますよね。

そんな時はベッドを解体するか、クレーンを使って搬入するという方法があります。

2.1.一度解体し中で組み立てる

ベッドフレームは搬入を想定し、解体可能なものがほとんど。

そのままの状態で持ち込むのが難しい場合は、一度解体し、搬入後に組み立て直すのがおすすめです。

なお、ベッドの解体・組み立ては、追加料金がかかる場合はありますが引っ越し業者が対応してくれます。

自分でやろうとすると時間もかかる上、大切なベッドを傷をつけてしまう恐れがあるため、 無理をせずに引っ越し業者に依頼することをおすすめします。

しかし、マットレスはセパレートタイプのものを除いてサイズを小さくして運び込むことができません。

ダブルサイズやセパレートタイプでないクイーンサイズのマットレスの場合は、搬入できない場合は残念ながら処分するしかないでしょう。

2.2.クレーンを使う

部屋が2階以上であれば、 クレーンを使って運び込むという方法もあります。

しかし、クレーンは当日の手配が難しいため、引っ越し作業中にベッドが入らないことが判明した際は一度引っ越し業者にベッドを持ち帰ってもらい後日改めて搬入を行ってもらう必要があります。

クレーンの手配には数万円が別途かかってしまうのでご注意ください。

3.それでも入らない時の対処法

ベッドフレームの解体やクレーンを使った搬入も難しい場合、残念ながらそのベッドは処分する必要があります。

ベッドの処分方法はいくつかありますが、当日の処分となると選択肢が限られてしまいます。

3.1.引っ越し業者に引き取ってもらう

最もおすすめの処分方法は、 引っ越し業者に引き取ってもらうこと。

もちろん追加料金はかかってしまいますが、一番手っ取り早い方法といえます。

特に、その他にも処分したい家具がでてきてしまった場合などはまとめて引き取ってもらいましょう。

3.2.大型ごみとして処分する

ベッドは粗大ごみとして処分する必要があります。

自治体の回収サービスの場合、回収まで日があいてしまうためおすすめの方法とはいえません。

また、ゴミ処理場まで自分で持ち込むのであれば当日予約が可能な場合もありますが、忙しい引っ越しの当日に持っていくのはあまり現実的ではないでしょう。

ゴミの処理は自治体で定められたルールを守って処分しなければいけません。

トラブルが起こってしまわないよう、無理のない処分方法を検討してくださいね。

3.3.返品する

新品のベッドである場合は返品に対応してもらえる場合があります。

しかし、返品のルールはお店によって異なるため一度購入したお店に確認をとってみましょう。

まとめ:引越し前にベッドが入るか確認しておこう

今回はベッドが引っ越し先に入らなかった場合の対処方法についてご紹介しました。

引っ越し後しばらくは、手続きや荷ほどきで忙しくなります。

ベッドが入るかどうかは事前にしっかりと確認しておき、引っ越し日当日に焦ることのないよう準備しましょう。